面接でよく聞かれる、「最近気になるニュースはありますか?」について生徒と一緒に考えました♪
こんにちは!
今回は、総合学習の授業で生徒と「気になるニュース」について考えたときのことを共有していきます。
取り上げたニュースは、「原発の処理水について」。
難しいテーマですね(笑)
実際に生徒からも、
「複雑すぎてよくわかんない!」
「テレビで聞いた、「科学的には安全が証明されているけど、風評被害も無視できない」という意見はなるほどと思った」
など、様々な意見が飛び交いました。
そこでまず生徒と考えたのは、
「原発についてどれだけのことを把握しているか?」
ということです。
例えば、
「そもそも原発はどういう組織が管理・運用しているのか?」
「原発はどのような法律の下で運用されているのか?」
「日本以外はどんな国がどのように運用していているのか?」
などですね。
自分の意見を作るためには、考えたいことについて、なるべく幅広い観点で事実を把握できている状態が望ましいです。
この例で行くと、「処理水にまつわる事実」だけではなく、「そもそも原発とは何ぞや?」といった背景にまで目を向けていく感じです。
もちろん1時間15分という授業の中のことなので、当然全てを調べきることはできませんし、事実確認も含めるともう大変。
新しい知識が洪水のようにはいってくるので、ぶっちゃけ慣れてないと完全にパニックになります(笑)
だからこそ、普段からニュースを見たときに、「どれだけの観点から考えることができるか?」という視点がものすごく大切になるということです。
「経済という視点で考えたらどうだろう?」
「法律という視点で考えたらどうだろう?」
「日本という視点で考えたらどうだろう?」
「政治という視点で考えたらどうだろう?」
「仕事という視点で考えたらどうだろう?」
「生活という視点で考えたらどうだろう?」
普段から少しづつでも幅広い観点で考える癖をつけることで、
知識も広く、深くなっていきます。
この思考の習慣が、将来子供たちに立ちはだかるであろう、「最近気になるニュースはありますか?」という質問を乗り越える大きな武器となっていくわけです。
子供のうちから少しずつ練習していきたいですね^^